2019年1月12日(土) 午後1時30分開始
【講師ご紹介】
朱 建榮 氏(しゅけんえい)
東洋学園大学教授
1957年8月 中国・上海市生まれ
1982年2月 華東師範大学外国語学部卒業(日本語専攻)
1984年10月 上海国際問題研究所付属大学院で法学修士
号を取得。その後、同研究所研究員
1986年11月 総合研究開発機構(NIRA)客員研究員
(来日)
1992年3月 学習院大学で政治学博士号を取得
1992年4月 東洋女子短期大学助教授
1996年4月 東洋学園大学人文学部
(現グローバルコミュニケーション学部)教授 現在に至る
2002年 米国ジョージワシントン大学客員研究員兼務
2007年 英国ロンドン大学東洋アフリカ学院客員研究員兼務
社会的職務:国際アジア共同体学会副理事長
一対一路日本研究センター副代表
日中関係学会理事
日本華人教授会議元代表
講師から受講生へのメッセージ
日中関係は2008年をピークに、10年間の落ち込みを経て2018年、ようやく上昇気流に再び乗り始めました。
中国の諺に「不打不成交」(喧嘩しなければ友達になれない)があり、日本語にも「雨降って地固まる」との表現があります。日中双方は急接近の過程で「あれれ、予想とは違う、そんなはずではなかった」との思いがぶつかり合い、相手に対する国民感情はかえって悪化してしまいましたが、何が再接近させたのか、日本と中国が仲良くしていくために何に気を付け、何を大事にすべきか、そろそろ総括する時期がきたと思います。
米中関係の悪化は、自分から見れば、日中関係が10年前に悪化したところに似ており、その拡大版であると言えるのかもしれません。米中関係の行方にも見つつ、日中関係、アジア、世界の未来を一緒に考えていきたいと思います。
講演内容・スケジュール(変更の可能性あり)
13:30~ 講師ご紹介
講義「中国から見た日本」(約90分)
Q&A
(休憩)
15:15~ 全体ディスカッション(約90分)
【討議テーマ】 (調整中)
16:45~ ディスカッション講評・全体総括
●事前課題
米中摩擦が激化しており、10年以内、中国が米国に追いつくか、プラザ合意当時の日本のように米国との競争から脱落する、という二つのシナリオが現実になる可能性が高い。では日本は今、米中両国にどう対処すればよいか。
・提出期限は1月7日(月)17:00(厳守)でお願いします。
・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。
寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@freeml.com
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_事前課題で統一ください。
例) 13××_寺子屋太郎_第6回講座_事前課題
●当日資料
●参考資料
●参考図書
(必須ではありません。もし手に入るようならばお読みください)
①『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版、2010年)
②『中国外交 苦難と超克の100年』(PHP研究所、2011年)
③『最後の天朝 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 上巻』
(沈志華著、朱建榮訳、2016年)
④『世界のパワーシフトとアジア』(花伝社、朱建榮編著、2017年12月)
≪懇親会≫17:30~20:00頃
懇親会も寺子屋の魅力の一つです。
リラックスした雰囲気の中で、講座の中で語りつくせなかったことなどを本音で語り合いましょう。世話役も参加させていただきます。
●費用は1500円です。
●欠席連絡は該当講座の3日前(水曜日)が期限となります。
●欠席の連絡は以下のサイトより世話役までお伝えください。【欠席の場合のみ】
●事後課題
第6回講座『中国から見た日本』に参加して、感想、気付いたこと、考えたことなどを講師(朱先生)に宛ててご記入ください。(字数任意)
以下のフォームをダウンロードしてください。
・提出期限は1月18日(金)正午(厳守)でお願いします。
・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。
寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@freeml.com
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_お礼状 で統一ください。
例) 13××_寺子屋太郎_第6回講座_お礼状