中国から見た日本

  コロナと米中対立のダブルパンチー日中関係への影響


2021年1月9日(土) 午後1時30分開始


寺子屋小山台15期講座の開催について、新型コロナ感染拡大防止対策として

 

・会場でのマスク着用、手指消毒、換気、受講生間距離保持の徹底

・状況に応じてリモート参加を可とする

・懇親会は開催しない

 

とさせて頂きます。ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。


【講師ご紹介】

朱 建榮 氏(しゅけんえい)

東洋学園大学教授

1957年8月  中国・上海市生まれ

1982年2月  華東師範大学外国語学部卒業(日本語専攻)

1984年10月 上海国際問題研究所付属大学院で法学修士
                  号を取得。その後、同研究所研究員

1986年11月 総合研究開発機構(NIRA)客員研究員

                  (来日)

1992年3月  学習院大学で政治学博士号を取得

1992年4月  東洋女子短期大学助教授

1996年4月  東洋学園大学人文学部
              (現グローバルコミュニケーション学部)教授 現在に至る

2002年  米国ジョージワシントン大学客員研究員兼務

2007年  英国ロンドン大学東洋アフリカ学院客員研究員兼務

 

社会的職務:国際アジア共同体学会副理事長

                 一対一路日本研究センター副代表

                 日中関係学会理事

                 日本華人教授会議元代表



講師から受講生へのメッセージ


この講座を担当して十年以上立ちました。毎回の受講生の顔触れが変わりますが、スタッフやかつての卒業生の一部はいつも来てくださって、自分も新しい方との出会い、旧友との再会を楽しみにしています。

2000年ごろ、日本のGDP100だとすれば、中国は254分の1でした。その後の20年近く、日本は依然100のまま(正確には110近くまで)ほとんど伸びていないが、中国は300、すなわち日本の3倍まで躍進しました。進む中国、足踏みする日本。何が分かれ目なのでしょうか。

もちろん、中国も急激な変化を遂げる中で問題が多い。特に新しい挑戦――内政(民主化の問題)、統合(香港・台湾・新疆)、外交(米中摩擦)などの問題が浮上しています。

今回の講座は日中両国の各自の立ち位置、長所と短所を比較し、中国人の日本に対するまなざしと心理の変化も紹介しながら、日本の進路、日中関係の在り方を一緒に考えていきたいと思います。


講演内容・スケジュール 


 13:30~ 講師ご紹介

     講義と質疑

     全体のテーマ「コロナと米中対立のダブルパンチ―日中関係への影響」を

     「コロナと中国(社会と政治との関連)」「米中関連」「日中関係」の

     3つのパートに分けて、講義と質疑を行う予定です。

     (構成は当日変更になることがあります)

 

16:45~ 全体総括

ダウンロード
講義資料
寺子屋小山台20210109コロナと米中対立の_ ダブルパンチ――_ 日中関係へ
PDFファイル 1.1 MB

●事前課題:

 講座では3つのパートに分けて講義を行います。

 各パートに合わせた以下の3つの課題について考えをまとめてください(由記載)

  1.  コロナ禍への中国の対応を調べ、そのやり方、特徴、日本との共通点・相違点を考えてください。
  2. 米中間で激化した摩擦について、その背景、原因と行方をどう思いますか。
  3. 日本国民の対中感情が悪化したままだが、両国間の関係(経済・文化交流・インバンド、RCEPなど)は密接化している。この矛盾を緩和・解消するにはどうすればよいか、ご提案ください。

・提出期限は1月4日(月)17:00(厳守)でお願いします。

・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。

  寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@koyamadai.or.jp
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_事前課題で統一ください。
  例) 15××_寺子屋太郎_第5回講座_事前課題

ダウンロード
第5回講座_事前課題.docx
Microsoft Word 29.0 KB

●参考図書

必須ではありませんが、もし手に入るようならばお読みください)

  1. 虚構の新冷戦』(東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター編)芙蓉書房、202012
  2. 米中貿易戦争と日本経済の突破口』朱建榮編著、花伝社 20198
  3. UP plus コロナ以後の東アジア 変動の力学』東大社研現代中国研究拠点 編、東京大学出版会 2020年9月

 過去の参考図書

 ①『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版、2010年)
 ②『中国外交 苦難と超克の100年』(PHP研究所、2011年)
 ③『最後の天朝 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 上巻

  『最後の天朝 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 下巻

   (沈志華著、朱建榮訳、2016年)

 ④『世界のパワーシフトとアジア』(花伝社、朱建榮編著、2017年12月)

 ⑤ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来(河出書房新社20189月)

 ⑥三体( 慈欣著、早川書房、20197月)


従来寺子屋においては懇親会を開催し、講師の先生とのより近い交流を行っており、寺子屋の特長の一つでもありましたが、今般の新型コロナ禍を考慮し、第15期においては懇親会は開催いたしません。


●事後課題

 

第5回講座『中国から見た日本』に参加して、感想、気付いたこと、考えたことなどを講師(朱先生)に宛ててご記入ください。(字数任意)
以下のフォームをダウンロードしてください。

ダウンロード
第5回講座_お礼状.docx
Microsoft Word 28.0 KB

・提出期限は1月15日(金)正午(厳守)でお願いします。

・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。

  寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@koyamadai.or.jp
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_お礼状 で統一ください。
  例) 15××_寺子屋太郎_第5回講座_お礼状


●15期生講座アンケートのお願い

今後の講座をより良くするため受講生のみなさんに、講座終了後にアンケートをお願いしています。忌憚のないご意見をお待ちしています。

(アンケートはこちらから)

 

注意!!)

このアンケートフォームから各講師へのお礼状(事後課題)は提出できません。