中国から見た日本

  21世紀の荒波を乗り切れるかが心配


2022年1月15日(土) 午後1時30分開始


寺子屋小山台15期講座の開催について、新型コロナ感染拡大防止対策として

 

・会場でのマスク着用、手指消毒、換気、受講生間距離保持の徹底

・状況に応じてリモート参加を可とする

・懇親会は開催しない

 

とさせて頂きます。ご理解、ご協力の程お願い申し上げます。


【講師ご紹介】

朱 建榮 氏(しゅけんえい)

東洋学園大学教授

1957年8月  中国・上海市生まれ

1982年2月  華東師範大学外国語学部卒業(日本語専攻)

1984年10月 上海国際問題研究所付属大学院で法学修士
                  号を取得。その後、同研究所研究員

1986年11月 総合研究開発機構(NIRA)客員研究員

                  (来日)

1992年3月  学習院大学で政治学博士号を取得

1992年4月  東洋女子短期大学助教授

1996年4月  東洋学園大学人文学部
              (現グローバルコミュニケーション学部)教授 現在に至る

2002年  米国ジョージワシントン大学客員研究員兼務

2007年  英国ロンドン大学東洋アフリカ学院客員研究員兼務

 

社会的職務:国際アジア共同体学会副理事長

                 一対一路日本研究センター副代表

                 日中関係学会理事

                 日本華人教授会議元代表



講師から受講生へのメッセージ


この講座を担当して十年以上立ちました。毎回の受講生の顔触れが変わりますが、スタッフやかつての卒業生の一部はいつも来てくださって、自分も新しい方との出会い、旧友との再会を楽しみにしています。

2000年ごろ、日本のGDP100だとすれば、中国は254分の1でした。その後の20年近く、日本は依然100のまま(正確には110近くまで)ほとんど伸びていないが、中国は300、すなわち日本の3倍まで躍進しました。進む中国、足踏みする日本。何が分かれ目なのでしょうか。

もちろん、中国も急激な変化を遂げる中で問題が多い。特に新しい挑戦――内政(民主化の問題)、統合(香港・台湾・新疆)、外交(米中摩擦)などの問題が浮上しています。

今回の講座は日中両国の各自の立ち位置、長所と短所を比較し、中国人の日本に対するまなざしと心理の変化も紹介しながら、日本の進路、日中関係の在り方を一緒に考えていきたいと思います。


講演内容・スケジュール 


 13:30~ 講師ご紹介

     講義と質疑

     全体のテーマ「21世紀の荒波を乗り切れるかが心配」について

     講義いただいたあとで全員で討議いたします。

 

16:45~ 全体総括

●事前課題:

 下記の講師の二つの論文を読んでおいて感想を書いて下さい

ダウンロード
講師論文①未来からの問いかけ.pdf
PDFファイル 714.1 KB
ダウンロード
講師論文②今後10年の米中関係.pdf
PDFファイル 808.8 KB

当日投影資料

ダウンロード
中国から見た日本 小山台220115②.pptx
Microsoft Power Point プレゼンテーション 680.1 KB

・提出期限は1月10日(月)17:00(厳守)でお願いします。

・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。

  寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@koyamadai.or.jp
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_事前課題で統一ください。
  例) 16××_寺子屋太郎_第6回講座_事前課題

ダウンロード
16××_氏名_第6回講座_事前課題.docx
Microsoft Word 28.6 KB

●参考図書

必須ではありませんが、もし手に入るようならばお読みください)

 『加速する中国 岐路に立つ日本』花伝社20218

 

 過去の参考図書

 ①『中国で尊敬される日本人たち』(中経出版、2010年)
 ②『中国外交 苦難と超克の100年』(PHP研究所、2011年)
 ③『最後の天朝 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 上巻

  『最後の天朝 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮 下巻

   (沈志華著、朱建榮訳、2016年)

 ④『世界のパワーシフトとアジア』(花伝社、朱建榮編著、2017年12月)

 ⑤ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来(河出書房新社20189月)

 ⑥三体( 慈欣著、早川書房、20197月)

 ⑦虚構の新冷戦(東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター編)芙蓉書房、202012

 ⑧『米中貿易戦争と日本経済の突破口』朱建榮編著、花伝社 20198

 ⑨UP plus コロナ以後の東アジア 変動の力学』東大社研現代中国研究拠点 編、東京大学出版会 2020年9月


従来寺子屋においては懇親会を開催し、講師の先生とのより近い交流を行っており、寺子屋の特長の一つでもありましたが、今般の新型コロナ禍を考慮し、第16期においては懇親会は開催いたしません。


●事後課題

 

第6回講座『中国から見た日本』に参加して、感想、気付いたこと、考えたことなどを講師(朱先生)に宛ててご記入ください。(字数任意)
以下のフォームをダウンロードしてください。

・提出期限は1月21日(金)正午(厳守)でお願いします。

・提出は以下のメールアドレス宛に添付ファイルにてお願いします。

  寺子屋小山台世話役:terakoyamasewa@koyamadai.or.jp
・ファイル名は ID(半角・4桁)_氏名_講座回数_お礼状 で統一ください。
  例) 16××_寺子屋太郎_第6回講座_お礼状

ダウンロード
16××_氏名_第6回講座_お礼状.docx
Microsoft Word 27.5 KB

●講座へのご意見について

今後の講座をより良くするため、講座へのご意見ございましたらこちらの世話役メールにお送りください。