第6回 中国から見た日本

 

 第6回 【中国から見た日本】 2016.1.16(土) 13:00~17:00

 

新年明けて最初の寺子屋は、毎期恒例の中国から見た日本です。

講師はこれも恒例の朱建栄先生。

今回で寺子屋9回目の講義となります。

 

前半の講義は、いつもの熱い口調で日中関係から始まりました。

30年前も実は反日デモがありましたが、日本国内は冷静にこれを受け止め、大した騒ぎにはならなかったとのこと。

そう言われてみれば、あまり記憶にもありません。

それが問題として取り上げられるようになったのは、中国の発展に伴い日本にゆとりがなくなってきたゆえとのご説明。

 

また、日清戦争からの一連の日中間の衝突で、日本は中国から賠償金を獲得し、それによって国力を充実させてきた歴史と、それにも関わらず、第二次世界大戦では中国は日本から賠償金を取らなかったことが紹介されました。

南京事件も犠牲者の数だけが問題となっていますが、ドイツがホロコーストについて犠牲者の数を問題にしない姿勢が紹介され、一つの考え方をお示しいただきました。

 

また、習近平主席は家族が親日派であること、また中国はいずれ臨界点がくるため、習近平も民主化に大きく踏み切るかどうかの決断を迫られるという話も出ました。

安倍総理との対談では、無表情な様子がクローズアップされていましたが、いただいた資料を読むとまた別の見方ができるようです。

 

普段マスコミを通じては聞くことのできない話ばかりで、その良し悪しはともかくとして、この寺子屋のキーワードである「複眼的思考」を養うにはいい機会だったのではないかと思います。

講座終了後の懇親会でも、朱先生を囲んで受講生たちも熱心にお話に聞き入っていました。

 

世話役としても、毎年お話を伺うのを楽しみにしている講座であり、今回も満喫いたしました。

 

次回は最終講座となります。

卒業生の方も是非足を運んでいただければと思います。

 

記:平出